9月30日、エーアイは2021年2月発売予定のオリジナルブランドによる個人向けキャラクター音声読み上げソフトの名称を「A.I.VOICE™」に決定したことを公開した。
エーアイ、2021年発売のオリジナルブランドによる個人利用向け音声読み上げソフトの名称を「A.I.VOICE™」に決定 株式会社AI(エーアイ)
また、ティザーサイトも同時に公開した。
www.ai-j.jp
エーアイは8月末に最新の音声合成エンジンAITalk5を搭載したオリジナルブランドによる個人向けキャラクター音声読み上げソフトの販売を発表していました。
speechsynth-news.hatenablog.jp
従来のAITalk4では感情表現を行うにはその感情のトーンで収録した音声が必要でした。
(「平静、怒、悲、喜」の感情表現を行うには「平静、怒、悲、喜」の4パターンの収録が必要)
そのためAITalkを使用したVOICEROIDにおいても費用などの問題で感情表現が搭載されているキャラとされていない伽rが存在している。
AITalk5においては機械学習の手法の1つであるDNN(ディープニューラルネットワーク)により1種類の音声から各感情の音声を作成できる。
(収録した「平静」の音声から「怒、悲、喜」の感情の音声を作成)
「A.I.VOICE™」においてオリジナルのキャラが登場するのか従来のAITalkを搭載したキャラ(VOICEROID,ガイノイドTalk,音街ウナなど)が登場するのかは未知数ではあるが従来より感情表現を付けるハードルが下がったことは大きなメリットになると思われる。
各種情報はティザーサイトで随時発表するとしている。